甘噛み

2005年9月10日 きもち
子犬が飼い主の気を引きたくて甘噛みをするように、最後は思いきり甘えて、ワガママな私になった。

軽蔑されればいい、と思った。
どうせ別れるなら早く。

出会ったときから、別れるために走り出すようなもの。
この世界の人とは初めてじゃなかったのにね。

リアルの事情で離れていく人の背中を押してあげたかった。

私を忘れないで
私を覚えていて

そう、言葉にするのは簡単だったけれど、軽蔑されても、覚えていてほしかった。

いくらでも連絡は取れる。
共通の友人もたくさんいる。

消息を尋ねたら、きっと知ることができるはず。
お互いにメールは受信拒否にしていない。

だけど、この出会いは何?
この出会いは何?
もう、身を切られるような思いはたくさんだと思う。

突然の別れからしばらく経った。

死にそうに思っても、それは最初のうちだけで、ごはんは美味しいし、眠いときは寝る。

でも、悲しみは波のように繰り返し訪れる。

夜中、メールが送られてくる時間に目が覚める。
おはようのメールの時間も手持ち無沙汰。

こういう世界のこういうことから、そろそろ卒業しなくては、と思う。

半年で根付いた生活の一部ともいえる習慣を忘れられずに、戸惑っている。

恋が終われば、私の一部が死んだような気がした。
それでも生きている。

遠いところで暮らす家族のように思えた。
今は健康と幸福を祈る。

惜別

2005年8月23日
いくらでも、涙が出てきた。
何を見ても悲しい。

家のことも、仕事も普通にしてる。
ただ、家族以外と話せない、この窮屈さ。

お互い時間を割いて、多少の無理は仕方ないこととわかっていた。続けることの困難さも、覚悟はしていた。

突然の別れも。

離れて暮らす家族のように思えた。
一日のうちの何時間かを一緒に過ごした。

毎日、毎日、こちらの世界を遊び場所にして。

もう誰も愛さない
もう誰も愛さない

一周年

2005年8月22日 きもち
今の家に引っ越してきて、今日で一年経った。
椅子の足につけていた、床に傷をつけないためのフェルトを替えた。
フローリングに、ワックスをかけないと。。。

         ****************************

生きている限り、人との別れはある。

別れの辛さは、こちらの世界もあちらの世界も同じようなもの。

         ****************************

少し元気になろうと思って、柔らかくて甘いものが食べたかった。
お気に入りのケーキ屋に入って、苺のケーキを求めた。
レジの横に、ペイネの恋人同士の絵が飾られていた。

不意に涙があふれる。
好きだと言っていた作家の絵だった。
後から後から、涙がわいてくる。

おカネを払って店を出た。
車のなかで、少し泣いた。

こっちの世界のことで、泣くなんて、と思ってた。
甘やかな幸福と一緒に、いつも突然の別れを覚悟していた。
そして、そのときは訪れた。

いつか訪れるなら、早くと思った時期もあった。

何を見ても、今は悲しい。
ちょっとしたことで、涙が止まらない。

家族に見られないようにするのに精一杯。
一生このまんま、なんてことないとは思うけど。

今度は私が

2005年8月15日
明日から、家族旅行
南紀のほうに、鯨を見に行く

会えるだろうか?
ってそれより、船は出せるだろうか?

着いた日、ホエールウォッチングをして
翌日、水族館を見て
軽くハイキングで滝を見に行って
ホテルで泳いで

子ども達は喜ぶかな?
それより
夫がかんしゃくを起こさないでほしいなあ
いつも心配するのはそのこと

二日目
大きいホテルに泊まる
夕食のバイキングを子どもは楽しみにしてる

今度は私がネット落ち
家族と過ごして
少しアタマ 冷やしてくるね

リアルはふつーのおじさんとおばさんだもんね
写真見てさ
私が好きなのはこの人のバーチャルな部分で
リアルのこの人は知らないおじさんって
そのたび思うことにしてる

デジカメ用意して
携帯も充電して
鯨に備えなきゃ

今日は早く休もう
明日のために
家族のために

行ってきま〜す!!

なんだかね

2005年8月14日
お昼
夫に作ってもらった

なんもしたくない

つまんない
子どもは家の周りで遊んでいる

ちょうどよく曇っているから
そう暑くない

TVは夫が占領
つまんない番組見てる
横になって
昏々と眠った

よその人とはあんなに話すのにね
なに話していいんだか

眠くて
話ができないのか
話題がないのか

座ってTVを見ている夫の横で
昏々と眠った

旅行の話でもしてみようか
持っていく物とか
用意させないとなあ

でも
ほんとになんか眠い
話すのめんどい

なんだかね

心細い

2005年8月13日
管轄外への出張
地図を調べて
お盆だというのに

車は渋滞してない
行ったことがない山深い町は
どのルートでいけばいいか
表示通りに進んでも
会社から渡された詳細な住宅地図に
記載されている「〇〇大橋」がみつからない

カーナビほしいなあ
やっぱ、道路地図も用意しとかないと

日本国内だし
大丈夫だとは思うけど
心細い

メールが届く
「軽井沢に着いた」

なんだかね

うふふ
見えてるの?

3日間
もうメールは来ないと思ってた

まあいいや
夏休み
奈落の底までネット落ちしてなさい

「〇〇大橋」は見つかった
写真を撮って
無事、帰途についた

特産だという巨峰ぶどうを買って帰る
夫の実家とうちの実家
両家にお供えに

帰宅して
パソにデジカメをつないで
ついでにオンライン

いないのは当たり前
でも捜しちゃうね

これで一日目は終わり

ふぅうう〜〜

明日から

2005年8月12日 きもち
一週間、会えなくなっちゃう

寂しいって言わないって決めたんだけど
やっぱね
言わないけどね
思っちゃうね

話してたらね
もっともっとって思うしね

「電話だから、ちょっと待って」とかね
「ああもう、時間だよ」って

そやって、ちゃんと仕事してる
息遣いみたいなものが
見えたりして

寂しいんだけどさ
ずっと一緒にって
そういう時 思うよ
ずっと一緒にいるんだから
仕事しないとね って

これ書きながら
メッセの返事を待ってる
タスクバーがオレンジ色に光るのを
 
うまく
行ってらっしゃいって言えるかな
早く帰ってきても
今度は私が出かける番だしね

ねえ
電話早く済ませて
戻ってきてくれないかなあ

明日からお休みだもんね
忙しいのにね
会うための努力を惜しまない

そういうとこがね
すごいなあって思う

置いていくよりね
置いていかれるほうが多分辛い

だからさ
相手が出かけている間は
自分が出かけるよりは長く感じるし
辛いかもしれないね

あなたも アタシがいない間
思ってくれるかなあ?
 

出来事いろいろ

2005年8月11日
ものを作る人に、また出会った。
彼の書いたものを見て、私のHPに来てくれていた。

話が弾んだ。
この世界は、やっぱり恋愛だけじゃない。

お互いの夢を語って、また明日ねと別れた。

    *****************************************
    
もうすぐ、お盆休みで、チャットのほうにもあまりつなげなくなる。
しがらみの中で生きてるんだからしょうがない。。。

軽井沢に行くんだってさ
家族サービス
奥様のブランド物のお買い物

うちは家族で南紀に行く
むこうには親戚の家が多いから
子どもたちが大きくなったのを見せないと

ホエールウォッチングのツアーを申し込んでるよ
鯨が見えるといいなあ

また旅行の準備、大変だ
荷物をそろえて、忘れ物なく、家族に持たせる・・・
考えただけで、頭が痛い

帰ってきたときの洗濯物の量にも頭が痛い

    *****************************************

ところで
このところ、朝食にはフルーツしか食べないことにしている
「イージーウェイ」という方法なんだそうだ
量に制限がないから
バナナの2本も食べちゃったら
ふつうにパン食べるより腹持ちがいい

過干渉の夫の目を逃れて
いつまで続けられるか・・・
どう見ても太っているこの体型
ダイエットぐらい邪魔せんでほしい

家族と同じもの食べないとうるさいからなあ
あなたにいいものが アタシにいいって
そんなのわかんないじゃん

去年から頑張って10キロ落としたけど
まだ充分太ってるもんねぇ
1年で10キロ
よく頑張ったって 自分を褒めたいわ
こんな達成感久しぶりだし

で少し欲が出て
もうちょっと落としたくなった
自分へのご褒美も考えなくちゃ

一人旅とかもいいな
あのブランドの あのお財布
そういうのもいいな

まあ、そのご褒美は
あくせく働いた私のお給料で買うんだし

今日は支離滅裂(笑)
なんかいろんなことがあった日でした

寂しい

2005年8月10日 きもち
寂しいって
言うのはやめようと思ってる

ほんとはね
あなたのおうちのワンちゃんと同じ

帰ってきてくれるのをじ〜っと待ってるよ
ドアを横目で見ながら
お昼寝してるふりで
足音を聞いてる

寂しいって言わないよ
会えない日は仕方ないしね

もうすぐ
お互い家族と旅行に行くんだから
いままで毎日話してたのが
恵まれすぎてたんだから

ねえねえ
お話の続き、考えてきてね

旅先で見たものを
帰ったら話してね

たくさん話したいよ
もっと もっと
さっき別れたとこなのにね

あなたを失うってことは
世界で一番の友達を失うってこと・・・

そういう歌があったよね

寂しいって言わないよ
言ったらほんとに寂しくなるし
行きたいところに楽しんで行けなくなるのは
つまらないことだしね

会えて嬉しい
話せて嬉しい
言葉の一つ一つが私を生かしてる

少し離れたり休んだり
そういうこともあるけど
一緒にいられる時間が
少しでも長く続きますように

もうすぐ来る一週間が
永遠のように長く思える

忘れるわけないじゃんって
あなたの言葉

見えない人の言葉は信じるしかないよね

お仕事も
おうちのことも
忙しいっていう言葉も

言葉だけの世界だもん
信じるしかないよね
あるあるある・・・と思いながら、読んじゃいました。
なあんだ、典型的なパターンじゃない、私、って。

一時、それ以外のことってできなくってね。
本読んだり、絵を描いたり、買い物を楽しんだり・・・。
そういう、今まで楽しかったことが、楽しくなくなってね。

ただ、話したい
だれかと話したいってそう思っててね。
ほんとは、恋愛なんて求めてなかったのに。

だから、チャット始めたのにね。

この本はヘビーチャッターだった著者が書いたもので、いわゆる、ネットを使う側からの話です。

ま、なんにでもいい面も悪い面もあるってことっていうような趣旨ですね。

すき

2005年8月8日 きもち
世界で一番って
言われたこともあった

その言葉は
大事にとってある

私は同じだけ返してあげなかった

そんなこと、あるはずないものって
心のどっかで思ってた

すき

って言うのは短い言葉
その中に
たくさん たくさん
いろんな意味を込めて

すき

遠いところから
見てるね 
今日は太鼓の発表会だった。

衣装なんかをそろえて忘れ物なく3人に持たせる

そういう当たり前のことが、私にとってはものすごく大変で、もちろん私の血を引く、子どもにとっても大変で・・・

夫にも、もちろん他人にも理解されないことでもある。

「お前は、子どものことを大事に思ってないのか?」と何度聞かれたことだろう。
そりゃそうだ、学校だの、そういう行事ごとだのの準備をろくにしてやらないんだから。

今日は、なんとか忘れ物なく発表会が終わった。

夕方、保護者会主催のバーベキューも、お酒の席だったけど、夫が荒れなくてよかった。(その場で荒れることはなくても、自宅で、というのも含めて)

報道関係に勤めるネットの人は、「これから忙しくなる」と、メールをよこしてきた。

選挙だ、選挙。
小泉くんのおばか〜(笑)
ここ何日かは、ネットの中でのお付き合いで迷うことがあったので、それを書いてました。

ネットといえども、パソの向こうにいるのは生身の人間だしね、いろいろあるものです。

この週末は、あまりパソを開ける間がなくて、忙しくしてました。

元々、土曜日は子どもの習い事が多くてね。
午前中、午後と送り迎えでけっこう時間を食ってます。
夏休みだから、食事も毎日作ってるしね。

子どもの肥満って親の責任だと思うと、変なもの食べさせたら駄目かなあって。作るのはめんどくさいし、自分自身にあまり食べる気が起こらないんですけどね。

今日は、なに食べたい?が 口癖になったりしてね。
ネットの人にまで、なに食べたい?って、聞いたりして。
「所帯じみてきたねえ」って言われるけど、もともと主婦だし、アンタだって充分オヤヂじゃん、って言いたいのをこらえてます(笑)

かすみ食って生きてるわけじゃないんだからね、って言うのがこのごろの口癖で、お互い仕事とか、家事とか、ちゃんとやってる?って監視してたりね。

長く一緒にいようねって、そう決めたら、相手のいろんなことに目をつぶるようにしないといけないのは、ネットもリアルも同じかあ・・・

リアル夫は相変わらずで、今夜もリビングで寝てました。
まあ、単によっぱなだけで、訳のわかんないことで怒ったりっていうのは最近ないので、いいんですけどね。

アルコール依存にネット依存、それにアダルト・チルドレン。
やっぱ、似たもの夫婦か、うちらは。

リアルでは、「アンタさ〜、自分の父親がよっぱで、変なとこに寝てるの見て、なんとも思わなかった?」って言葉を、こらえてるよ。

あーあ

夕凪

2005年8月5日 きもち
一緒に同じ景色を見よう

二人並んで
海を見よう

もうすぐ夕凪が来る
風がやんで
夜を迎える

大事に思うのは変わらないよ。。。

私たちは
夕凪になる

いっしょに

2005年8月4日 きもち
一緒にいたいよ
大好きだもん

もっと話したいよ
みんなで
みんなで
あなたと

優しいきもちで
いっしょに

いつまでも
なんて
信じてないけどさ

できるだけ
できるだけ
いっしょにいようよ

画面の向こうとこっちで
何種類もの微笑を交わして

ともだち

2005年8月3日 きもち
ともだちって
ともだちって

メールしていい?
おやすみ言いたいの

おはようも
遊ぼうも

言葉がほしいよ
たくさん
たくさん

言葉がほしいよ

泣きたい日

2005年8月2日 きもち
生きている以上、気持ちの変化はある。

どれだけ好きでも、いつかは・・・。

登校日

2005年8月1日 家族・子育て
長男の登校日を一日間違えてた。

朝、きちんと起きて、「お母さん、今日は学校だよ」と
そういうのは前の日から言うんだよ、普通。
でも、忘れてたお母さんが悪いよね。

何とか間に合いそうだし、他の家族のことは二の次、三の次で、とりあえずパンなんか食べさせて、バス停に向かう。

なんで鳴らなかったんだろ、携帯のアラーム
入力してないと、そりゃ、鳴らんわな(笑)

あーあ
深い、深いため息
やること多いくせに、なんで、面倒背負い込むの。

ほんとはね、自分の家族だけで、結構大変なのにね。
ネットの中での人は、家族に近い感情になって、ときめきを失っていく。
2時間話して、色気のある話にならない。いいんだけどね。

いくら好きになっても、ここから見てるだけだしね。

日曜日は

2005年7月31日
話したい人と話せないのは寂しいことね。

お互い家族がいるものね。
長続きするには無理は禁物。そりゃそうだ。

メールが入ったら、何とかして返そうとするけどね、別の部屋からとかね。

なんで、こんなに話したいと思うんだろうね。

よく考えたら、寂しいはずなんて無いのにね。
愛しい人たちに囲まれているのにね。

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